急な在宅勤務への移行や、教育機関で端末の貸し出しなどで「ノートパソコンが手に入らない」「ノートパソコンを大量に揃えるには費用がかかる」「リモートワークをするうえでパソコンでのセキュリティが心配」等で、 困っている企業様や団体様も多いと思います。
そこで、最近注目されているのがChromebook(クロームブック)です。 数年前から日本でも浸透してきましたが、「シンプルな設計」「管理が楽」「低コスト」という点から、コロナ禍で注目がさらに高まっています。
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Google社が独自に開発したOSとなるChrome OSを搭載しウェブブラウザのChromeを動かすために作られたノートPCです。そのため、Google Play ストアでインストール可能なアプリがスマホと同じように利用可能です。 ■セキュリティ データ保管は基本Googleドライブのクラウドストレージを利用しており、セキュリティはGoogle側が管理しています。 ■向いているユーザー 教育機関 ドキュメントのやり取りが多いビジネスマン。 インターネット閲覧、Youtube視聴やSNSがメインのユーザー オンライン授業やエンターテーメントサービスを主に見たい人 ■価格帯 価格帯も2万~8万円と価格帯に幅はありますが、手軽な価格で、通常のノートパソコン(10万円前後)より安く購入できる。 |
メリット | デメリット |
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低コスト セキュリティが高い 起動が早い バッテリーの持ちがいい Android Linuxアプリが使える |
機能が制限されている ストレージが少ない 既存ソフトが使えない 印刷が上手くいかない場合がある |
使い方が、制限されているとはいえ、Chromebookと仮想化の仕組みを利用すれば、会社や教育機関の専用のアプリケーションをリモートワーク作業で行うことが可能です。
しかしながら、Chromebookを使用してリモートでの業務が、快適に行えるか心配な企業様や教育機関様も多いはずです。
実際に、弊社が販売しているGO-Global製品(仮想化の仕組み)を使って Chromebookを仮想環境で利用した結果をご紹介していきますのでぜひ導入の参考にしてみてください。
実際にユーザーの方がアクセスする仮想アプリケーション環境は Microsoft 社の Azure で提供される Windows 2016 Server を利用することで、オンプレミスにサーバーを構成しないハイブリットマルチクラウド環境でのテストを行いました。
エンドポイントデバイスは、ASUS社製の Chromebook ASUS C101Pを使用しました。
全てのキー($@#などの特殊キーを含む)を印字どおり正しく入力できることを確認しました。
GO-Global 上の仮想環境での IME 利用環境は、Chrome OS 側の IME をリダイレクトすることも、仮想環境側の IME を使用することもできました。これは GO-Global サーバーの設定で選択することができます。
モバイルルーター利用下でのネットワーク帯域が制限されている環境でも、キー入力時の遅延をほぼ感じることなく、快適にクラウド上の Windows アプリケーションを使用できました。
印刷時にプリンター Preview PDF (from client) を選択することで、クライアント上 (ブラウザ Chrome 上)にドキュメントのPDF が表示されます。
ここでプリンターのアイコンをクリックし、送信先として、Googleクラウドプリントのプリンターを選択することで印刷することが出来ます (Google クラウド プリント に対応したプリンターが無い場合は、WindowsマシンのプリンターをChromeを使ってGoogleのアカウントを通して登録することが出来ます)
※こちらはテスト環境での結果・感想であり、すべての環境に対するパフォーマンスを保証するものではございません。
いかがでしたか?
今回はまず基本的な部分についてのテストを行ってみました。 在宅やテレワーク環境で利用するのであればぜひご検討くさい。
Chromebookはそのコストパフォーマンスの良さから教育系の分野でも活用されています。
今後、文部科学省が推し進めているGIGAスクール構想などでもChromebookの導入が増えると期待されています。
エンドポイントデバイスの選定の参考にぜひしてみてください。
きっとエイエスピーでは今後も、エンドユーザーの皆様に最適なユーザーエクスペリエンスをご提供できるよう、引き続き取り組んでまいります。
ChromebookとGO-Globalについてさらに詳しく聞きたい方はコンタクトフォームよりお気軽にお問い合わせてください。
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