Table of Contents
GO-Globalとはプレゼンテーション層(およびセッション層)の仮想化技術で、一般に「シンクライアント」として分類される技術製品です。サーバー側でアプリケーションを実行し、クライアント端末側で操作を行う。シンプルな概念のミドルウェアです。そのシンプルな構造から多くのユーザー様からの高い支持を得ております。1度導入するとそのシンプル且つ、コストパフォーマンスの高さに何年にもわたり使い続けていただけるユーザー様が多いのが特徴です。
GO-Globalは上記でも記した通りアプリケーション配信技術です。アプリケーションを利用する場合には通常パソコンにアプリケーションをインストールする必要があります。しかし、アプリケーション配信サービスでは、クライアント側にインストールせずに利用者がサーバーにアクセスし認証を行うことで、サーバーに登録されているアプリケーションを利用することができます。
GO-Global for Windowsは、米国GraphOn社が約20年前に独自に開発しました。
デンタルシステムズ株式会社(旧 株式会社きっとエイエスピー)では、この米国GraphOn(グラフォン)社が独自に開発したシンクライアント技術を、十数年の年月をかけていくつもの大規模導入実績を積み重ねてきました。
技術的安定性と性能という品質に信頼があり、導入業界は、政府、自治体、銀行、生保、病院、教育(校務や学校)、通信、製造、建設、生協、消防、介護、人材、コールセンター等々、多岐に渡ります。
20年前からある仕組みではありますが、このシンプルな仕組みがいま、 以下の理由でさらに、注目を集めています。
など、その他にも沢山の活用事例があります。 企業や、組織が直面する課題にGO-Globalは迅速に解決へ導けます。
「シンクライアント」として分類される技術製品は多岐に渡りますが、GO-Globalは他社と大きく違う4つの特徴があります。
GO-Globalはインストールが5分程度で完了。 面倒な設定などは一切ありません。
※他社製品はインストールに1時間~2時間かかり、細かい設定が必要です。
他社製品は、アプリケーションの実行などはサーバー上で行い、 クライアントには画面情報のみを送り、サーバーにはクライアント上でのマウスとキーボードの操作情報を送ります。これを画像転送型と言います。 上記は、高い情報保護能力をもちます。 しかし、画面情報量が多いアプリケーションではネットワーク帯域を圧迫し、 レスポンスの低下の原因となり、使用感にストレスを感じます。
GO-GlobalはAPIラッピング方式を利用しています。 APIラッピング方式とは、サーバーとクライアント間で画面情報をビットマップで送受信するのではなく、画面の描画命令をクライアントへ送信する技術です。
GO-Globalでは独自のプロトコル「Rapid-X」を採用しているので、ネットワーク帯域を圧迫せず、操作の高いレスポンスを実現しストレスなく使用できます。GO-Globalを使用する、エンドユーザーは一般的なPC操作と変わらず、モバイルなどの環境でも高いレスポンスを実現できるのです。 こういったAPIラッピング方式を採用しているのはGO-Globalだけの独自の技術です。
GO-Globalのアイコンをクリックして、仮想環境に接続すれば、すぐにアプリケーションが起動します。特に難しい操作や設定はありません。操作感はローカル環境とほとんど変わりません。
iPadでエクセルを使いたい。外出先からモバイルで入力作業をしたい。
といった場合にデバイスを選ばずGO-Globalなら使用することができます。 1台のサーバーにのみに利用したいデーターやアプリをインストールで使用可能です。 iPad/iPhone/Androidからは専用アプリでログインし、スムーズに操作ができます。
1.アプリケーションを端末に入れる必要が無いので作業時間が短くて済む!
2.アプリケーションの開発や改修のコストが必要がない
GO-Globalを入れるだけで、新しくアプリケーションの開発や改修する必要がありません。そのためのコストが不要になります。
3.ライセンスが柔軟なため余計なコストが抑えられる
名前付きユーザー100、同時アクセスユーザー50の場合の構築例
4.教育費用と時間の短縮
アプリケーションは見た目や操作性が従来通りで変わりません。エンドユーザーへの指導や教育は不要です。
端末がウィルスの攻撃にあってもサーバー上のファイルを直接参照することは出来ないため、 大事なデーターを盗まれたり破壊されるリスクを下げることが可能です。
GO-Globalの通信プロトコルRapid-XはGraphOn社の独自の技術となり仕様は公開されていません。 さらにGO-Globalはサーバー画面ではなく描画処理のデーターを通信しているため第三者に覗かれた場合でも解読することは困難です。
他社製品ではMicrosoftのリモートデスクトップの機能を利用して端末に配信しています。 機能の通信プロトコルは公開されているので、リモートデスクトップの仕様を解読し攻撃を受ける場合があります。
以下のようなお悩みを抱えている企業様には、特におすすめです。
その他にも中小企業様や自治体、教育機関が抱える課題をシンクライアントの技術を利用して解決致します。
情報通信、公官庁・自治体、医療関係に長年、日常業務にご利用いただいております。
「単一サイト同時接続ユーザー数」が5ユーザーから、最大8000ユーザー規模での実績があります。登録ユーザー数は不明ですが、通例、同時接続ユーザー数の数倍から十数倍程度となります。