Case03
Windows7のサポート期限が切れる前にWindows10への移行を検討していたのですが、そこで、問題となったのが社内で使われ続けているレガシーアプリケーションでした。改修も検討していたのですが、改修には予算も時間もかかるところから仮想化で解決が出来ないかと社内で、検討しました。
仮想化の方式は、SBCタイプとVDI方式の2種類が最終候補に残りましたVDIも検討材料には上がったのですが、中小企業には予算的にも技術的にも敷居が高いものでした。当初の目的は、Windows7のサポート期限が切れる前にWindows10への移行で課題となっていたアプリケーションの改修です。
SBCタイプとVDIの違いはこちら
社内ではいろいろな議論がありましたが、「クライアント環境全体の仮想化ではなく特定のアプリケーション(レガシーアプリケーション)を仮想化する」という初めの課題に立ち戻り、SBCタイプに決定しました。結果的にSBCタイプにすることにより、余計なコストをかけることなくアプリケーションを維持できるようになりました。
GO-Globalで仮想化されたアプリケーションをクライアント端末から直接起動する仕組みを導入したことにより社員は仮想化を意識することなく業務を行う事ができました。この事は社員の業務効率をあげ、導入の敷居を下げるのに大変役に立ちました。
そんな中、客先訪問のたびに、重たいノートPCを持ち運び、社内のシステムへVPNアクセスでレガシーアプリケーションに接続をして業務を行う事が多かった営業から、社内からはレガシーアプリケーションをクラウド化してモバイル対応したい。
といった要望があり、GO-Globalをクラウド環境に導入。レガシーアプリケーションをモバイル端末に配信し、社内にアクセスすることなく業務を行える事を実現しました。
そして、今はリモートワークに活用しています。延命でアプリケーションを使用するために導入しましたが、いまでは社内の仕組みを整備しリモートワークにも迅速に対応でき、導入して本当に良かったと思います。